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昭和にかえりたい

啄木が見下ろす金田一京助氏の書斎

昭和29年3月1日付け毎日新聞
昭和29年3月1日付け毎日新聞

 昭和29(1954)年3月1日付けの毎日新聞の「書斎めぐり」というコーナーに言語学者、金田一京助氏の書斎が写真付きで紹介されている。

 金田一氏は、1882年、岩手・盛岡の生まれ。同郷の詩人・石川啄木の親友としても知られている。

 金田一氏は当時すでに70代だが、東京都杉並区内の書斎には、足の踏み場のないほどの本、原稿、書簡などが。そこには、金田一氏が一生をかけたアイヌ研究の結晶、叙事詩「ユーカラ」を筆写した厚いノートが数十冊あって「もし火事にあったら、これだけ持って逃げるのです」と語っている。また、「学者に貧乏はつきものですよ」という金田一さんを石川啄木の写真がじっと見下ろしていたという。

 金田一氏はこの17年後の昭和46(1971)年11月に89歳で亡くなった。アイヌ語とアイヌ文学の収録・研究に費やした生涯だった。長男の春彦氏(1913~2004)、孫の秀穂氏(55)、いずれも言語学者だ。

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