池田信『1960年代の東京』路面電車が走る水の都の記憶

神田川。日本橋川との分流点。小石川橋から後楽橋を見る。川の右側は千代田区。左側は文京区。右手は収集したゴミを処理施設に運ぶために設置された船舶中継所。神田川は飯田橋付近から中央線に沿って、水道橋駅・御茶ノ水駅の北側を流れ、浅草橋駅の東で隅田川と合流する。神田川の前身は平川と呼ばれ、中世までは飯田橋から一ツ橋を経て、大手町付近から日比谷入江と呼ばれた海に注いでいた。江戸時代の1620年、神田山・神田台を開削する大規模工事を行い、それまでの流路を東向きに変えたのが神田川で、またその土砂で日比谷入江を埋立て市街地を造成した。小石川橋付近から九段堀留までの平川の旧水路は埋立てられたが、1900年になって現在のような流路に復活され、外濠川と呼ばれた。日本橋川と改称されたのは東京オリンピックのあった1964年になってから=東京都千代田区神田三崎町2丁目(後の三崎町3丁目)付近で 1962年(昭和37年)6月1日、池田信(いけだあきら)さん撮影 毎日新聞社刊「1960年代の東京」158―159ページ掲載

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