池田信『1960年代の東京』路面電車が走る水の都の記憶

神田川に架かる水道橋。文京区側の水道橋交差点から白山通りの千代田区神田三崎町(後の三崎町)方向を見る。右正面は東京歯科大の校舎。1929年の竣工で、森山松之助の設計。駅名にもなっている水道橋の地名は、神田川の水道橋駅付近より少し下流に架かかっていた神田上水の掛樋に由来する。神田上水は文京区関口2丁目の大洗堰で神田川から取水した上水道。春日2丁目(金剛寺跡)・春日1丁目(北の神社)をへて、後楽園(水戸藩邸)の泉池に給水。流路はそれより暗渠となり、神田川をお茶の水掛樋(水道橋)で渡して、神田・日本橋方面に給水された=東京都文京区春日町1丁目(後の後楽1丁目)付近で 1962年(昭和37年)6月1日、池田信(いけだあきら)さん撮影 毎日新聞社刊「1960年代の東京」194―195ページ掲載

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写真に写っている東京歯科大学の卒業生です。昭和56年(1981年)3月にこの校舎で最後の卒業式がおこなわれ、その後近代的なTDC (Tokyo Dental College)ビルになりました。ビル新築で取り壊すのにともない、当時 『APARTMENT』 で木村伊兵衛賞を受賞していた新進気鋭の写真家、石内都氏に建物の撮影を依頼し、写真記録として保存されています。後楽園球場にジャンボスタンドができる迄は校舎の屋上から野球の試合を観戦出来たそうです。

投稿:TDC
2012年2月 5日 (日) 06:39

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