日本の映画館数、史上最高に
1960年03月24日
映画館が軒を連ねる日比谷の映画街 1963年5月 東京・千代田区
大衆演劇場や映画館のある興行街、新世界。そびえるのは通天閣
1962年8月23日 大阪・浪速区
映画館の数が、全国で7457館となり史上最高を記録した。入場者数では、1958年の11億2745万人が最高で、その前年に初めて10億人を超え、以降60年まで4年間は10億人台を保った。当時、映画は娯楽の王様で、一流大学の学生がこぞって映画会社の入社試験を受けたほど。しかし、テレビの台頭によって61年からは下降線をたどった。2000年の入場者数は1億3539万人、映画館数2524に激減している。
<当時の新聞紙面>

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