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昭和のニュース

青田買い、エスカレート

1962年04月18日

1962029 張り出された求人票に群がる学生たち 1967年6月 東京・早稲田大学で

1962028 学生服に着替え、神妙に就職指導を受ける4年生 1969年5月 東京・明治大学で

1962027 女子大に張り出された求人票。女子大生の求人は少ない 1965年5月 東京・お茶の水女子大学

日経連は求人難を理由に「大学生の採用試験期日を10月1日以降にする」という従来の申し合わせの中止を決定した。高度経済成長で人手不足が表面化した中で、企業間の紳士協定が崩れたため、優秀な学生を早く確保しようという企業の「青田買い」がエスカレートした。この風潮に批判が高まり、1972年に協定が復活、採用試験は7月1日からとなったが、有名無実化したため、2000年に廃止された。

<当時の新聞紙面>

1962041912

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 いまや、採用幅が数百人に1人という狭き門の会社でさえ、昭和40年代頃には、手と足が人並みに動かせて、少しソロバンができれば、簡単なテストと面接で、すぐ採用通知を出していただいたものです。しかも卒業の1年も前にです。

そのようにして私共が就職した年代は、「3Cの時代」と言われました。
東京オリンピック後、爆発的に売れたカラーテレビ・高速道路網の整備がはじまって、車(カー)
社会に突入・そしてクーラーでの快適居住空間の確保。
まさに3Cは高度成長の象徴として三種の神器と
もてはやされたものです。

 同じような時代はもう来ないのかもしれません。
有効求人倍率がコンマ以下、一方では年金受給年齢の引き上げや定年延長策の奨励などがある現代、
若い世代の人たちが将来を憂うことはあっても、
期待することにはならないのが実情ではないでしょうか。

若者の「夢の実現に応える施策」が必要なのは、今も昔も変わりありません。

 このような時、絶妙のタイミングで生まれたとしか思えない新政府は、自ら国家経営の姿勢を正すべくスタートしています。
ムダな政策の排除(撤回)子供手当、高校までの
授業料無料化。たばこ税の引き上げ検討、高速道の無料化。賛否両論はあるでしょうが、前向きで具体的なことは、国民をして「なかなかやるな!」と思わしめるものを持っているのではないでしょうか。

改革にトライするに、怪我や火傷はあるでしょうが
命までとられることはありません。
ぜひ「向こう傷を恐れぬ政府」であってほしいと思うのです。

 政府に期待するだけでなく、団塊生まれの我々も、我々にできることに関して協力を惜しまないようにしていきたいものです。

投稿:河合 駿
2009年11月 4日 (水) 16:45

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